介護保険について
医療保険と違いSkilled Nurseが必要でなく日常生活においてのアシストが必要な場合、通常6項目の日常生活行動において2つ以上出来ない場合、又は痴呆症・認知症になった場合の保険が介護保険です。
日常生活行動は一人で
服を着られない
食事が取れない
シャワーを浴びられない
トイレに行けない
失禁する
移動できない
これらの項目に2項目以上当てはまれば要介護です。
介護保険は高齢者だけのものだと思われがちですが、若年層でもいつ介護が必要になるかわかりません。まだまだ介護保険はいらないと思っていてもいつ必要になるかはわかりません。介護保険加入者は全米で10%未満というデーターが出ていて、これに対して10人に7人が何らかの形で介護が必要とされています。介護保険がないと本人とその家族への負担が莫大な金額になってきます。介護にかかる費用はレベルにもよりますが、介護士さんを雇っても時給最低$22かかり1日6時間のサービスとして年間5万ドルかかり、本人がなくなるまで平均4年かかるとしてトータルで20万ドルかかります。これが2030に
なると31万ドル、2030年で46万ドルかかると予想されています。下のデーターは全米のデーターですのでカリフォルニア州はさらに高くなります。施設に入るとなると、カリフォルニア州では1万ドルかかります。お金がいくらあっても足らないだけでなく、家族への負担の大きさは精神的・肉体的・経済的に圧迫されてきます。長期戦になりますので、確実に困惑してきます。 介護保険は若いうちに加入しておいた方がいいのですが、高齢になってからでも加入できるものもあります。既に加入されている方も実際にどんな保険に入っているのか見直す必要がありますので、エージェントに相談されてより条件の良いプロダクトに加入できればそちらの方に移行されることをお勧めします。
また介護保険に関しての勘違遺されている方もいます。Medicareは介護保険(Long Term Care)を支払いません。基本Medicareでは介護保険は対象外で、Medi-Cal(Medicaid)はLong Term Careをカバーします。自分で施設の選択はできません。家族から離れた場所に入居する事になる可能性もあります。またMedi-Cal(Medicaid)にQualfiedされるにはある一定以下の資産しか持つ事ができず、また資産を移動させたかどうか過去5年に遡り調べられます